女将ブログ

日本秘湯を守る会

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コノゲッシャと肘折郷の山菜たち♪

「コノゲッシャの雪が落っだらあど雪降らね・・と云われます。さあ皆さん春はもうすぐそこまで来ています!!
 がんばりましょう。」
3月8日・・震災前の定例・期末懇親会の席上で館主が述べたコト。
コノゲッシャの雪が落っだらあど雪降らね・・・?????
ふっと思い出して 
そば打ちに忙しいところに邪魔▽する私。
ho「パパ パパ なんですか?コノゲッシャって?」
館主「うちの田んぼのある朝日台あるべ。そこの大森山の手前の山・・名前はない山のことだな。
昔からコノゲッシャ(コノゲ=眉毛+シャ=斜面)の雪が落ちたら、後は雪は降らない
=肘折に春が来る=山菜がもうすぐ出るぞ・・って云うんだ。」
ということです。
ナルホド♪おもしろい。
と素直に納得しているところで・・・
「社長 デモ今年はその後ちょっと雪降りましたよね・・」とすかさず水をさすスタッフ奥山クン▽
ho「いいから▽Δ」

まあ そうこうしているうちに4月下旬・・やっぱり今年はさすがにゆっくりすぎる春の気配です。
でももうすぐ木の芽かな?
雪の下でじっくり熟成された肘折郷の極上の山菜は圧倒的な美味しさ♪デス。
そのほんの一部をご紹介いたします・・。


 あけびの芽・・・木の芽デス。                   こごみ        


 しどけ・・                               山うど・・
 下は横山農園のうるい                     すばらしいわらび・・みごとな色と太さデス!

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んまいっちゃ♪ ミツルさんのひじおり辛味大根

  「これ食ってケロ」
  (通訳:これ食べてください。)
 アノ雪掘り名人★ミツルさんがひょっこり現れて
 照れくさそうにわざわざ手土産に持ってきてくれました!
  「わーい!・・なんだべえ?」
  「ほれっ んーまいダイコンだがらヨオー」
  (通訳:これはとても美味しいダイコンなんですよ)
  
  「あっ!辛味ダイコンだべー♪ 美味しいんだよね♪」 
  (通訳:辛味ダイコンですよねえ♪・・)

  そうなんです。
姿はご覧のとおり無骨で手のひらサイズですが
「そば」に「お肉」にとても相性のいいのダイコン。 
ミツルさんが作る和光農園の大根は絶品!!
肘折特産の辛味ダイコンは、県外のおそばやさんから引く手あまたの一品です。

  普通のダイコンとは全く違って
  煮たりしては×で、もっぱら<おろして>食べるもの。
  みずみずしいというよりは
  ぱさぱさしているけど・・この風味が最高♪なんです。

  
  「んまい!」
  「んー んー んまいっす」
  「えっ何コレ?母さん これいいわあ 肉に合う合う」
  と味にスコタマ(通訳:とても)うるさい▽Δ
  館主&スタッフ奥山&長男・コーサクもかなり納得。
  「んだのよ いいよニャー♪」
  (通訳:そうでしょう。 いいわよねー)

  これは味わってほしいなあ・・。
  ぜひ ぜひお試し下さい♪♪

ちなみにこの大根・・・決して水に入れておいては× 辛味が抜けてしまうんです。(要注意!)
そして・・  その雪掘り名人ミツルさんは
只今 被災地でがれき撤去に出かけています。
あの雪掘りの勢いできっと今日も大活躍してくれてるはず。 だってだってすごいんだから・・!!!
  
    
  

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山の春と館主★まんさく編

    すばらしい青空が広がった今日♪
    「行って来る」
    館主がニコニコカメラを片手に出かけます。

    「母さん コレ!」
     「!」
    ナーイスショット!!
    「いいねえ♪」
    湯の台のまんさくが咲き始めました。
    山博士の館主がこの前から狙っていたポイント。

    誉めたついでに矢継ぎ早に頼む・・私
    「パパ 一句お願いします。」
    「・・・・・・・」

2日前の車中で・・
ho「できた!<吹く風に バッケの香り 山の春> なんてどう?」
と いいとも悪いとも評価もなく▽
私がひねったどうしようもない一句に苦笑いしていた館主。
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
 スーっと書いて置いていきました。(左)
 「パパ パパ・・ちょっとちょっと」 
 いつものようにせっかちに呼ぶ私。
 何言われるんだか?みたいな顔で戻ってきた館主。
 「いい♪いいねえ♪ さすがデス」
 ほっとしたような ニコニコ顔でいます。
  ・・・・・
 またまた矢継ぎ早に
 「パパ ちゃんと書いてケロ 上手なんだから」
 (通訳:パパ きちんと書いてください。)
 誉められたので○ すぐに硯を取り出してくれました。

 きちんと書いていただいた句が上の書デス!
 お互い<誉める>とどこまでも盛り上る私たち夫婦○Δ□
 こういう関係性で23年暮らしてきたんだなあ。

 実は 館主は2度の脳梗塞で左腕が思うように動きません。
 それまでアウトドアも大得意、スキーはプロの技術員、村会議員と多岐にわたって活躍してきた彼。
 発症後はできないことが多くなってきていて
 「なんで病気になってしまったんだろう 神様はどうしてこんな仕打ちをするんだろう」
と私の方が悔しいおもいをしてきました。
でも 今では十割そばも片手を器用に扱いながら絶品に打てるし、こうしてみごとな書も書くことができます。

今回の震災のあと
なんとなくふたりで話す機会がとても多くなっていました。
ho「地震は大変なことだけれど パパが倒れたときの4月の方がもっともっと大変だったよ 実は・・」
  「パパがこうして元気でいるから 今回は全然まったくへこたれていないんだ 実は・・」
  「左手動くの みたいなあ そうしたら もう全部許すワアー」
館主「お母さん なんにでも時間が要るんだ・・待つしかナイ。」
   「この手オレは動くと思うよ 筋力だべエー」  
  (通訳:この手は私は動くと思うよ 問題は筋力だから) と淡々と応えます。

まあ そういわれると5年もなるけど、私もなんとなくきっと動く!と思っています。
「まあいいや」
こうして山をふたりでスケッチしながら穏やかに笑えたら・・・それが一番だな。
哲学的な会話や意欲に感心しながらしんみり感傷にひたっている矢先、目の前でくつしたを脱ぎはじめる館主。
「ちょっとー ご飯たべるとき止めてよー」
困った顔で退場▽していきました・・。  
毎日<誉める>のはお互い難しいなあ▽Δ▽Δ

  

    
  

 
   

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いつもと違う時間の中で・・・

 きょうもいいお天気♪となりました。
 桜前線が北上する季節・・・
 肘折郷では山の麓でふきのとうが顔を出し始め、
 早速 佐藤チーフ特製「ふきのとう味噌」ができました!
 お昼にこっそり味見するアラフイー女将。
 お・い・し・い♪♪
 

 いつもなら 4月のこの時期には連休前の準備に大わらわの私たち。
 いつもと違う時間 1日がゆっくり流れています・・・。

3月11日震災のあと
別な国に来たような生活になり とにかく燃料と食料の確保に追われていた3月の数日。
TVからみえる惨い光景が胸に焼きつき、いつもはバタンキューの私ですら・・・眠れない状態でした。
最初はなんだかわからいまま 被災地の皆様の受け入れに夢中だったものの
息子の大学卒業式も中止になり 次男の始業も延期となり
あれもこれも全く予定が立たない日々。
3月も下旬になったある日
ちょっとイエかなーり心が萎えていました。 正直 そうでした。
いよいよキャンセルのご連絡を整理しなくちゃ・・と
ちょっと暗い感じで・・しばらくぶりに机に向かった私。
正直なところ ため息から始まっていたのです。

1件 1件のキャンセルのお電話メモからうかがえるご好意溢れるお言葉の数々
お得意さんの顔を浮かべてたり
まだお会いしていないのにご住所やお電話番号をみながら心配したり
そうこうしているうちに
だんだん 気持ちがパワーアップ!!
「有難いねえー」 「すごいよねー」いつもながら自分のペースで話し出す私をみて
 スタッフ奥山君や千賀ちゃんは「??」
「だってすごいべー! 3月11日前にこんなにたくさんのご予約をいただいていたことがすばらしいよ!!すごい!」
「・・・・はいッス」

ありがたいなあ

ちょっとモタモタしてらんないな!!・・
   「パパ パパ お手紙出しますから!早く 早く」
   「奥山君 源泉しっかりイー!!」
   「サトーさん こういう時だからぐるなびがんばって」
   「ユースケ君 シャワーしっかり確認してよ! もう」
   「タケダさん お花はどうしたの ちゃんとみた?」
   「コーイチ君 窓拭きしっかりしてよオ」
    ・・・・・
  そして

   いつもはパタパタしていて気づかなかった風の音、鳥の声
   次男と一緒にイーゼルを立てています。
   「久しぶりにアブラ(油絵)描くっちゃ・・」
   

アラフイーのつぶやき | コメントはありません

<心にお薬>となるように・・元河原湯ができること

この度の東日本大震災において被災された地域の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
大震災から1ヶ月が経ち・・様々な活動を続けてきた時間。
ようやく気持ちを前向きに前へ・・先へ・・と念じていた矢先に起きた7日の余震。
被災地の方々また復興に携わる方々のご心労を深くお察し申し上げるばかりです。

神様っているのだろうか?
こんな惨いことをする神様ってなんなのだろう。
この美しい日本の国のかたちはどうなってしまうのだろう。

憎いあの日から続いている時間の中 改めて私に一体何ができるのか・・と考え動いてきました。
炊き出しボランテイアでなめこ汁を作ったり
被災者の方々を宿にお迎えしたり
なんとか被災地に直接出かけてなにかできないか交渉したり
現地に送れるものがないか家中をひっくり返し梱包したり
子どもたちの服にアイロンをあて 喜んでもらえないか考えたり
政治に関わっている議員と呼ばれる人たちに話しを聞いたり
・・・・・・・・
・・・・・・
でも 到底たいしたことができない自分
自分の非力さが悔しくて せつなく過ごしてきました。

これからこの私が このとてつもなくちっぽけな私にできることは 一体何?
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
<心にお薬となるような宿であり続けること>  
これしかできません。 これぐらいのことしか できません。

手本は・・包み込むような柔らかな我が家の温泉。

震災に直接被災なさった当事者の皆様に
復興するために必死に奔走されている皆様に
直接被災されてはいないけれど・・オロオロと不安にさいなまれている皆様に
私たちに今できること
 それは 変わらない柔らかな笑顔でお迎えすること    
 それは あったまりのいい湯をしっかり守ること
 それは 春に向かう季節・・本物の美味しい料理を一生懸命につくること
そのひとつひとつを通して
皆様の心にお薬が沁みこむような  
安らげる ほっとできる場所であり続けること

それは 自分たち自身のためにも・・ 
憎い憎い震災と余震を経て、なおさらそう思わせられた気がします。

山形という地でできることを強く思い 多くを発信しながら
おひとりおひとりの笑顔のために
私たち 元河原湯のひとりひとりが誠心誠意きっと尽力してまいります。

                       

今できること | コメントはありません

カメラマンがゆく◆山の春スケッチ

 すっばらしい青空が広がるお天気◎♪
 <待ってたよオー この空>
 ・・・・・・・・
 ・・・・・・
 3月お彼岸も過ぎたのに・・
 今年はまるで冬のお天気だったもので
 「もう 雪はいいわやあー▽」
 「もう いい もう いいッスわー▽▽」
 と皆口々に思っていたところのこの爽快な春の陽気デス!
 早速
 佐藤チーフ=名カメラマンに頼む私。
 
 「戻りました。」
 「ごくろうさまあ! ドレドレ??」
 ・・・・・・・・・
 ・・・・・・・
 「へえー やったあー ふきのとう出てるんだ!!ふきのとうだーい!!」
 「・・・・ええ ・・・・枡玉のあたりです。」
 「佐藤さん やっとやっと春だジャー」
 (通訳:佐藤さん やっとやっと春ですわよおー)

    「お母さん コレ?」
    「?」 
  
    思わず館主もサラサラと書き始めます!

   ちょっと季語が違うかも?!と頭をかきながら
   ニコニコ またまたサラサラ・・・。

  さあ 山の萌黄色の風景もま・も・な・くです♪
   

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さくらのとき★新しい時間へ♪

 天童市体育館でなめこ汁炊き出しボランテイアから戻ると
 ・・・・・
 「ドーモ 宅急便でーす!」
 「おっ しばらくだニャー♪」
 (通訳: しばらくですねえ♪)
 「はいッス」
 「うわあー 大きい箱 何ダベ? 誰ダベ??」
 それは・・・
 長さ2メートル 重さは約20キロほどの
 桜の木、こぶしの木・・でした。
 送り主は 東根のイトーさん♪♪
 

イトーさんご夫妻は息子さんと一緒に、東根観音寺地区で<啓翁桜>を栽培しています。
毎年 お正月とこの時期に、抱えきれないほどの桜の木を送ってくれるのでした。
「すごーい!! 武田さん 一気に飾るよ♪ うれしいなあ♪」
「はい 花びんですね」 千賀ちゃんいつもながらパタパタと動きます。
早速!
ボランテイア用の作業着のまま、館内中に飾ります。
・・・・・・・・
・・・・・・ ・・・・・・
 「いいにゃー やっぱりいいよね」
 震災のあった11日以降、1週間ほどは棚のものを下ろしたり
 もちろん花びんも下げて館内はひっそりと色のない世界になっていました。
 久しぶりに花入れをしていると、震災があったことを少しの間忘れ いつものリズムに戻ったように思えました。
 そして、館内がパッと明るくなりました◎
 やっぱりこうでなくちゃ 

 「イトーさん ありがとうございます!!!」 
 と電話すると・・・
 「おー うー はい」 ・・とハスキーなお父さんの声。

 いつものように無愛想にでも照れくさそうに応じていただきました。
 無骨なお父さんといつもやさしい笑顔のお母さんは、まるで親戚のおじさんたちのようにいつも私たちを包んでくれます。
 
 「みな 変わりねーべ?」
(通訳:皆さん おかわりないですか?)
 「はい」
 なんだか全くいつもと同じ調子のIさんの言葉に、うれしくなってうるうるしてしまった私。
 
  
 きょうから4月!!
 4階の展望風呂にもなみなみとお湯が注がれ、春の日差しが降り注いでいます。
  「やっぱり こうでなくっちゃ!!」
 
 青空広がるすばらしいお天気の今日
 館主はテクテク俳人のお散歩
 奥山君は外で源泉調整に大わらわ
 コーイチ君は窓拭き職人
 ユースケ君は今日も安全運転ドライバー
 佐藤チーフはぐるナビ挑戦の旅
 武田さんはチャキチャキお掃除 ・・
 
 さあ 新しい時間に準備万端です!
 
 
 
 

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